共働き・産後に家事代行を頼むとき|家事・育児・産後ケアの分け方

共働きや産前産後に、家事代行へ頼む家事と別の相談先を整理する記事のアイキャッチ 家事代行
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仕事や育児で時間が足りないとき、家事代行に頼む内容を最初から完璧に決める必要はありません。まず「終わらないと困る家事」を一つか二つ選ぶと、初回相談で希望を伝えやすくなります。

大切なのは、掃除や洗濯などの日常家事、子どもの見守りや食事の介助、母子の体調や授乳に関する相談を一緒にしないことです。頼みたいことを三つに分け、それぞれに合う窓口を選びましょう。

まず頼みたい家事を一つか二つ選ぶ

最初に、今の生活で負担になっている家事を書き出します。掃除、洗濯、食事づくり、買い物、片付け、シーツ交換、ゴミ出しなど、毎週発生するものから始めると整理しやすくなります。

その中から、終わらないと翌日困る家事を優先します。たとえば、洗濯物がたまることに困っているなら、洗濯、取り込み、たたむところまで頼めるかを相談します。食事づくりが負担なら、献立、買い物、調理、後片付けのどこを任せたいかに分けます。

各社が受ける仕事は同じではありません。ミニメイド・サービスは事前打合せで希望や利用頻度を聞き、掃除、洗濯、料理、買い物などから内容を決めると案内しています。希望を作業名だけで伝えず、「どこからどこまで任せたいか」まで話すのが第一歩です。

料金や対応地域から候補を絞りたい場合は、家事代行サービス5社の比較を先にご覧ください。

家事・子どもの世話・母子の相談を分ける

同じ家の中で行うことでも、頼む先は次のように変わります。

頼みたいこと 最初に尋ねる先
日常の家事 掃除、洗濯、食器洗い、料理、買い物、片付け 家事代行会社
子どもの世話 見守り、遊び、食事を食べさせる、入浴の補助、送迎、病児対応 ベビーシッターなど子どもの世話を扱うサービス
母子の健康に関すること 産後の体調、授乳、母子への専門的なケア、育児不安 医療機関、助産師などの専門職、自治体の母子保健・産後ケア窓口
日常家事、子どもの世話、母子の健康相談について、それぞれの相談先を分ける図
日常家事は家事代行、子どもの世話は専用サービス、母子の健康相談は医療機関や自治体へ分けます。

CaSyは掃除と料理を中心に提供し、子どもの世話を対象外として案内しています。ダスキン メリーメイドも日常家事を掲げる一方、ベビーシッターなど受けられないサービスがあるとしています。家事代行を予約すれば、子どもの世話も一緒に頼めるとは限りません。

作業名が似ていても、内容が変われば扱いも変わります。タスカジでは離乳食の「調理」は料理として依頼できますが、乳幼児に食べさせる補助や見守りは対象外です。誰のために何をするのかまで伝えて、受けてもらえる範囲を確かめます。

家事代行で頼めること・頼めないことでは、作業別の見方を詳しく整理しています。

1週間の家事を棚卸しする

紙やメモアプリに、月曜から日曜までの家事を並べてみましょう。次の三つに印を付けると、依頼内容が見えてきます。

  1. 家族で続ける家事
  2. 家事代行へ任せたい家事
  3. 子どもの世話や母子の相談として別の窓口へ頼むこと

次に、家事代行へ任せたい項目へ優先順位を付けます。「水回りを先に。時間が余れば床掃除」のように第一希望と第二希望を決めておくと、限られた時間でも進めやすくなります。

最後に、使ってよい道具、触らない場所、洗濯表示、食物アレルギー、乳幼児が過ごす場所を書き添えます。料理を頼む場合は、作り置きを頼む前後の準備も合わせて整理してください。

1週間の家事を、毎日必要な家事、週末まで待てる家事、家事代行へ相談する家事に分ける図
毎日の家事と週末まで待てる家事を分け、任せたい家事を選びます。

共働き家庭では平日と週末を分けて考える

平日に毎日必要な家事と、週末まで待てる家事を分けます。食器洗いや翌日の持ち物準備など、代行日まで待てないものは家族内の担当を残します。床掃除、浴室掃除、まとめ調理などは、家事代行へ移しやすい候補です。

初めてなら、定期契約を急ぐ前に初回相談やスポット利用で、時間内に進む量と指示の伝わり方を見ます。ミニメイド・サービスは定期訪問のほか、単発や利用回数の異なるプランも案内しています。家庭の予定に合う方法から試せます。

予約や指示を一人へ任せきりにすると、その人に別の負担が集まります。利用日、優先する家事、当日の連絡、終了後に見る点を家族で共有しておきましょう。

留守中の利用を考えている場合は、鍵・貴重品・破損時の備えで初回在宅や鍵の扱いも先に整理できます。

産前産後・乳幼児期は在宅中の役割を決める

産前産後に家事を任せるときも、最初に選ぶのは掃除、洗濯、料理、買い物などの日常家事です。母子の体調や授乳などは家事代行の担当へ判断を求めず、医療機関、助産師などの専門職、自治体の窓口へ相談します。

保護者が別室で休むなら、サービス中に子どもを見守る人を決めておきます。「家にいるから見てもらえるだろう」と考えず、担当者は家事を行うのか、子どもの世話も契約に含まれるのかを予約前に尋ねます。CaSyとタスカジは、子どもの世話を対象外として明示しています。

ベアーズのWelcome baby 出産応援プランは、母子手帳を持ってから子どもの1歳の誕生日までを対象時期とし、連続10日以上から受け付けています。このプランは留守中には使えず、開始時と終了時に在宅が必要です。対象時期や在宅条件は、会社全体ではなく利用するプランごとに読みます。

利用を始める時期は、全員に共通する週数では決められません。事業者の受付条件と空き、家族が在宅できる時間を調べ、体調に関わることは医療機関や自治体の窓口へ相談してください。公的な産後ケアも、住所地の自治体によって利用方法が異なります。

5社の公式案内から分かる違い

2026年9月3日に各社の公式ページを読み直しました。優劣を付ける表ではなく、相談時に何を伝えるかを見るための一覧です。

サービス 公式で案内している家事の例 子どもの世話について 申込み前に伝えたいこと
ミニメイド・サービス 掃除、洗濯、料理、買い物など サービス一覧だけでは一律に決められない 希望する作業と範囲、頻度
ベアーズ 産前産後向けプランで掃除、料理、買い物など 送迎などの例があるため、希望内容を個別に相談 対象時期、連続利用、在宅できる時間
CaSy 掃除・料理が中心 子どもの世話は対象外 家事として頼む内容と担当者ごとの対応範囲
タスカジ 掃除・料理。離乳食の調理も例示 保護者同席の遊びを含むチャイルドケアは対象外 調理と食事介助を分けて伝える
ダスキン メリーメイド 掃除、片付け、洗濯、買い物など ベビーシッターなど受けられないサービスがある 生活段階に合うプランと店舗での対応範囲

ミニメイド・サービスは、希望や利用頻度を聞いて内容を決める方式です。家事の種類が同じでも、どこまで進めてもらえるかは事前打合せで詰めます。

ベアーズは産前産後向けの家事プランを設けていますが、在宅条件があります。掃除や料理と、健診への付き添いや上の子の送迎などを同じ条件だと思わず、希望する行為ごとに相談します。

CaSyは掃除・料理を中心とし、子どもの世話を対象外としています。担当者によってできる家事が異なる場合もあるため、予約内容へ具体的に書きます。

タスカジはチャイルドケアを対象外とする一方、離乳食の調理や子どものおもちゃの掃除・収納など、掃除・料理に含まれる作業は依頼できると案内しています。

ダスキン メリーメイドは、産前産後や育休復帰向けの家事プランを案内しています。日常家事とベビーシッターは別なので、子どもが同じ部屋にいる場合の役割も店舗へ伝えます。

初回相談で伝えること

候補が決まったら、次の内容を一度に伝えます。

  • 家族構成と、サービス中に在宅する人
  • 子どもの年齢と、見守りを担う人
  • 第一希望と第二希望の家事
  • 作業してよい場所、入らない場所、触らない物
  • 使ってよい道具と洗剤
  • 料理を頼む場合の食材、アレルギー、食べる予定
  • 希望する曜日、時間、頻度
  • 不在利用を予定しているか

「産後なので手伝ってほしい」だけで終えず、「浴室と洗面所を掃除してほしい」「洗濯物をたたんで指定の場所へ置いてほしい」のように行為へ分けると、家事代行で受けられる内容か判断してもらいやすくなります。

自治体や勤務先の支援も調べる

こども家庭庁は、妊娠期から子育て期までの地域支援として、妊産婦健診、乳幼児健診、産前・産後サポート事業、産後ケア事業などを案内しています。家事代行を探すときは、住所地の自治体サイトで「産後ケア」「産前産後 家事支援」「子育て 家事支援」も検索してみましょう。

産前・産後サポート事業には相談や交流などが含まれ、対象時期は市町村が地域の状況に応じて定めます。産後ケア事業は母子への専門的なケアを扱い、助産師、保健師、看護師のいずれかを常時1名以上置く体制が示されています。民間の家事代行とは目的が異なるため、家事を頼む先と母子の相談先を分けて探します。

勤務先の福利厚生に家事代行の補助や割引がある場合も、対象サービス、本人負担、申請期限を社内の最新案内で確かめます。

よくある質問

子どもが家にいても家事代行を頼めますか?

在宅中に利用できるサービスはあります。ただし、家事をする担当者が子どもの見守りも行うとは限りません。子どもを見る人を決め、希望する家事と同じ時間帯に受けられるかを会社へ伝えてください。

見守りや食事の介助も頼めますか?

家事代行では対象外になることがあります。調理と食べさせる行為も分けて伝え、子どもの世話が必要ならベビーシッターなど専用サービスの条件を調べます。

産後はいつから家事代行を使えますか?

会社とプランによって違います。ベアーズのWelcome baby 出産応援プランのように対象時期を設ける例もあります。利用したい会社の受付条件と空きを見て、体調に関わることは医療機関や自治体へ相談しましょう。

保護者が寝ている間に利用できますか?

在宅扱いになるか、開始・終了時の応対が必要か、子どもの見守りを誰が担うかを事前に相談します。別室で休んでいても、担当者へ子どもの世話が自動的に移るわけではありません。

共働きではスポットと定期のどちらから試せばよいですか?

初回相談やスポットで作業量と伝え方を見てから、同じ家事を繰り返し任せたい場合に定期を比べると選びやすくなります。利用できる頻度は会社ごとに異なります。

自治体の産後ケアや家事支援と併用できますか?

制度ごとに対象者、利用方法、自己負担、併用条件が異なります。住所地の自治体公式ページと申請窓口で尋ねてください。

まとめ

最初にすることは、1週間の家事を書き出し、終わらないと困る家事を一つか二つ選ぶことです。そのうえで、日常家事は家事代行会社、子どもの世話は専用サービス、母子の体調や授乳などは医療機関や自治体の窓口へ分けます。

候補を選ぶときは、会社名だけでなく、頼みたい行為、サービス中の在宅者、子どもの見守り役を伝えます。料金や地域は5社の比較記事で見比べ、自治体や勤務先の制度はそれぞれの公式案内で確かめてください。

参考にした公式情報

確認日:2026年9月4日

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