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G検定の難易度は、どのくらいなのか

G検定を受けてみたいけれど、難易度がどのくらいなのか気になる。

「合格率は高い」と聞く一方で、「範囲が広くて大変だった」という声もある。

この記事では、G検定の難易度を公式データをもとに整理します。

先に結論をお伝えします。

数字の上では、合格率は高めです。ただし、簡単な試験とは言い切れません。

出題範囲が広く、時間もタイトなため、準備なしで受かる試験ではないからです。

なぜそう言えるのかを、データと試験の仕組みから説明していきます。

情報の確認について

試験の制度やシラバスは改定されることがあります。本記事は2026年7月時点で公式サイトを確認した内容です。最新の情報は、日本ディープラーニング協会(JDLA)の公式サイトでご確認ください。

G検定とは

日本ディープラーニング協会(JDLA)が実施する、AI・ディープラーニングの活用リテラシーを問う検定です。

「AIで何ができて、何ができないか」を体系的に理解するための検定です。

ビジネスでの活用を考えられる人材(ジェネラリスト)を対象にしています。

受験資格制限なし
受験料一般13,200円(税込)/学生5,500円(税込)
形式オンライン(自宅・100分・145問程度)または会場(120分・145問程度)・多肢選択
開催2026年はオンライン年6回+会場年3回

受験チケットを購入し、有効期限(1年間)内に希望の回を予約する方式です。

合格率から見る難易度

まず、公式発表のデータを見てみます。

8,305名 受験 6,843名 合格 約82%

2026年 第3回G検定の公式発表数からの単純計算。合格率は回によって変動します。

数字だけを見れば、多くの受験者が合格している試験だと分かります。

ただし、この数字には注意が必要です。

  • 合格率は回によって変動します(上の数字はこの回のもの)
  • 合格の基準(合格ライン)は、本記事では確認できていません
  • 受験しているのは、準備をして臨んだ人たちです

つまり「約8割が受かるから簡単」ではなく、「準備をした人の多くが合格できる試験」と読むのが正確です。

「難しい」と感じる3つの理由

合格率が高めなのに「難しかった」という声があるのは、試験の構造に理由があります。

理由1:出題範囲が広い

シラバスは、技術分野と法律・倫理分野の2本立てです。人工知能の動向から、機械学習・ディープラーニングの仕組み、数理・統計の知識まで。さらに、AIに関する法律や契約、AI倫理・ガバナンスまで含まれます。

技術だけ、あるいはビジネスだけの知識では、カバーしきれない広さです。

理由2:時間がタイトである

オンライン試験は、145問程度を100分で解きます。単純計算で、1問あたり約40秒しかありません。

1問ずつじっくり調べながら解く余裕はなく、知識が定着しているかが問われます。

理由3:前提知識の個人差が大きい

エンジニアには数理・統計の分野が有利に働く一方、法律・倫理は新規の学習になります。逆に、ビジネス職には技術用語の壁があります。

どこから始めるかで、体感の難易度が大きく変わる試験です。

難易度は「どこから始めるか」で変わる

自分の現在地によって、G検定への向き合い方は変わります。

AIにまだ慣れていない場合

いきなりG検定ではなく、入門の生成AIパスポートから始める道もあります。基礎を押さえてからのほうが、G検定の広い範囲に取り組みやすくなります。詳しくは生成AIパスポートは意味ある?で解説しています。

企画・推進の立場で体系的に学びたい場合

G検定は、まさにこの層に向けて設計された検定です。範囲の広さは、裏を返せば活用の全体像を一度に学べるということでもあります。

エンジニアとして実装まで目指す場合

G検定より、実装力を認定するE資格が目標になります。3資格の違いはAI資格の比較で整理しています。

対策の考え方

具体的な学習時間は人によって異なるため、ここでは進め方の枠組みだけ整理します。

公式テキストを軸にする

JDLA監修の公式テキストが出ています。

法律・倫理分野には専用のテキストもあり、2本立ての範囲に対応できます。

公式の例題・学習コンテンツを使う

JDLAは例題や学習コンテンツを公開しています。

出題の傾向をつかんでから学ぶと、範囲の広さに迷いにくくなります。

チケット制を活かして計画を立てる

受験チケットは購入から1年間有効です。

先にチケットを買い、学習の進み具合に合わせて受験回を選べます。

なお、再受験の方向けの割引制度もあります。

条件は変わることがあるため、詳細は公式サイトでご確認ください。

よくある質問

合格ラインは何点ですか?

合格の基準は、本記事では確認できていません。

公式サイトの最新情報をご確認ください。

初心者でも合格できますか?

前提知識によって、必要な準備量が大きく変わります。

AIにまだ慣れていない場合は、入門資格から段階を踏む選択肢もあります。

オンラインと会場、どちらで受けるのがいいですか?

オンラインは自宅受験で100分、会場は120分です。

自宅の受験環境が整えやすいかどうかで選ぶのが現実的です。

なお、申込後のオンライン⇔会場の変更はできないと案内されています。

不合格だった場合はどうなりますか?

再受験できます。再受験の方向けの割引制度もあります。

適用条件は公式サイトでご確認ください。

まとめ

G検定の難易度を整理しました。

  • 公式発表の数字では、直近回の合格率は単純計算で約82%と高め
  • ただし合格率は回により変動し、受験者は準備をして臨んだ人たち
  • 「難しい」の正体は、範囲の広さ・時間の制約・前提知識の個人差
  • AIに慣れていないなら、入門資格から段階を踏む道もある
  • チケット制(1年有効)を活かすと、学習計画に合わせて受験できる

「簡単ではないが、準備をすれば届く試験」というのが、データから見える実態です。

自分の現在地に合わせて、始め方を選んでみてください。

なお、試験制度や費用は改定されることがあります。

お申し込みの前に、公式サイトで最新の情報をご確認ください。