G検定を受けてみたいけれど、難易度がどのくらいなのか気になる。
「合格率は高い」と聞く一方で、「範囲が広くて大変だった」という声もある。
この記事では、G検定の難易度を公式データをもとに整理します。
先に結論をお伝えします。
数字の上では、合格率は高めです。ただし、簡単な試験とは言い切れません。
出題範囲が広く、時間もタイトなため、準備なしで受かる試験ではないからです。
なぜそう言えるのかを、データと試験の仕組みから説明していきます。
試験の制度やシラバスは改定されることがあります。本記事は2026年7月時点で公式サイトを確認した内容です。最新の情報は、日本ディープラーニング協会(JDLA)の公式サイトでご確認ください。
日本ディープラーニング協会(JDLA)が実施する、AI・ディープラーニングの活用リテラシーを問う検定です。
「AIで何ができて、何ができないか」を体系的に理解するための検定です。
ビジネスでの活用を考えられる人材(ジェネラリスト)を対象にしています。
| 受験資格 | 制限なし |
|---|---|
| 受験料 | 一般13,200円(税込)/学生5,500円(税込) |
| 形式 | オンライン(自宅・100分・145問程度)または会場(120分・145問程度)・多肢選択 |
| 開催 | 2026年はオンライン年6回+会場年3回 |
受験チケットを購入し、有効期限(1年間)内に希望の回を予約する方式です。
まず、公式発表のデータを見てみます。
2026年 第3回G検定の公式発表数からの単純計算。合格率は回によって変動します。
数字だけを見れば、多くの受験者が合格している試験だと分かります。
ただし、この数字には注意が必要です。
つまり「約8割が受かるから簡単」ではなく、「準備をした人の多くが合格できる試験」と読むのが正確です。
合格率が高めなのに「難しかった」という声があるのは、試験の構造に理由があります。
シラバスは、技術分野と法律・倫理分野の2本立てです。人工知能の動向から、機械学習・ディープラーニングの仕組み、数理・統計の知識まで。さらに、AIに関する法律や契約、AI倫理・ガバナンスまで含まれます。
技術だけ、あるいはビジネスだけの知識では、カバーしきれない広さです。
オンライン試験は、145問程度を100分で解きます。単純計算で、1問あたり約40秒しかありません。
1問ずつじっくり調べながら解く余裕はなく、知識が定着しているかが問われます。
エンジニアには数理・統計の分野が有利に働く一方、法律・倫理は新規の学習になります。逆に、ビジネス職には技術用語の壁があります。
どこから始めるかで、体感の難易度が大きく変わる試験です。
自分の現在地によって、G検定への向き合い方は変わります。
AIにまだ慣れていない場合
いきなりG検定ではなく、入門の生成AIパスポートから始める道もあります。基礎を押さえてからのほうが、G検定の広い範囲に取り組みやすくなります。詳しくは生成AIパスポートは意味ある?で解説しています。
企画・推進の立場で体系的に学びたい場合
G検定は、まさにこの層に向けて設計された検定です。範囲の広さは、裏を返せば活用の全体像を一度に学べるということでもあります。
エンジニアとして実装まで目指す場合
G検定より、実装力を認定するE資格が目標になります。3資格の違いはAI資格の比較で整理しています。
具体的な学習時間は人によって異なるため、ここでは進め方の枠組みだけ整理します。
JDLA監修の公式テキストが出ています。
法律・倫理分野には専用のテキストもあり、2本立ての範囲に対応できます。
JDLAは例題や学習コンテンツを公開しています。
出題の傾向をつかんでから学ぶと、範囲の広さに迷いにくくなります。
受験チケットは購入から1年間有効です。
先にチケットを買い、学習の進み具合に合わせて受験回を選べます。
なお、再受験の方向けの割引制度もあります。
条件は変わることがあるため、詳細は公式サイトでご確認ください。
合格の基準は、本記事では確認できていません。
公式サイトの最新情報をご確認ください。
前提知識によって、必要な準備量が大きく変わります。
AIにまだ慣れていない場合は、入門資格から段階を踏む選択肢もあります。
オンラインは自宅受験で100分、会場は120分です。
自宅の受験環境が整えやすいかどうかで選ぶのが現実的です。
なお、申込後のオンライン⇔会場の変更はできないと案内されています。
再受験できます。再受験の方向けの割引制度もあります。
適用条件は公式サイトでご確認ください。
G検定の難易度を整理しました。
「簡単ではないが、準備をすれば届く試験」というのが、データから見える実態です。
自分の現在地に合わせて、始め方を選んでみてください。
なお、試験制度や費用は改定されることがあります。
お申し込みの前に、公式サイトで最新の情報をご確認ください。